2023年の不動産投資で注意すべき点
2023/06/142023/06/14
2023年の不動産投資で注意すべき点
2023年の不動産投資を考えている人に向けて、失敗を回避するための注意点を解説します。
ウクライナ侵攻など社会の情勢に注意する
新型コロナウイルス感染症や2022年問題など、不動産市場に影響のある要因が山積みの日本ですが、ロシアによるウクライナ侵攻の影響も無視できません。
日本の経済制裁でロシアからの輸入がなくなり、木材・原油不足に陥っています。
そのため、建築資材の不足やエネルギー価格の高騰による不動産価格の上昇は避けられません。
ウクライナ侵攻も含めた、社会情勢の動きに気を配る必要があります。
ウッドショックによる影響の見通しがつかない
ウッドショックとは、世界的な木材の価格高騰です。
新型コロナウイルス感染症により増えた在宅勤務の影響で、快適な住環境を求めて戸建ての需要が増えたことが原因の1つとなり、木材の高騰がおきました。
建築コストの増加で、予算不足の人が中古住宅に流れ、価格を押し上げています。
農林水産省の木材価格統計調査によると、2021年に木材の価格が高騰し始め、2022年も価格は高止まりの状態であることがわかります。
2023年時点では、徐々に価格が落ち着いてきた印象もあるものの、ウッドショック以前と比較すると高いままです。
国内の住宅に使われる木材の多くは輸入に頼っており、仕入れが困難なケースもおきています。
生産には時間がかかるため、国内の木材へ簡単に切り替えもできません。
売却を検討しているなら売るのもおすすめ
2023年も不動産価格は上昇しているため、売却する絶好のタイミングといえます。
不動産の売却を検討している場合は、価格が下落する前に行動するとよいでしょう。
今後もマンション価格が上昇する可能性も考えられますが、時期を待ちすぎることで損する可能性も高くなります。
次回は、2024年以降の不動産価格はどうなる?について書きたいと思います。