株式会社長峰マネジメントオフィス

新たな値上げの発表と当面の値上げの動き

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新たな値上げの発表と当面の値上げの動き

新たな値上げの発表と当面の値上げの動き

2023/08/022023/08/02

新たな値上げの発表と当面の値上げの動き

 

食品や日用品の店頭価格の上昇が続いているだけではなく、新たな値上げの発表もありました。
千葉県に本社がある運営会社のオリエンタルランドは、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーのチケットの価格を、ことし10月1日から見直すと発表しました。

有効期限1日のチケット(18歳以上の大人料金)
(現在)7900円~9400円の4段階に設定
(10月1日~)7900円~1万900円の6段階へ
最も混雑する時期で比べると1500円の値上げ

2つのテーマパークのチケットの価格が1万円を超えるのは初めてです。
最も混雑する時期の料金(中学生~高校生まで)
現在より1200円値上げ…9000円に
4歳~小学生までは5600円に据え置き

また車のHONDAは、原材料価格などの高騰を受けて7月から国内で販売する主力の車種を値上げすると発表しました。
具体的には、小型車の「フィット」やSUV=多目的スポーツ車の「ヴェゼル」など国内で販売する主力の6車種について、7月27日から値上げします。値上げ率は2%から4%になるとしています。
ことし4月のミニバンなど3車種に続く値上げで、鉄鋼などの原材料価格をはじめ、物流コストも世界的に高騰していることが理由だとしています。

 

自動車メーカー値上げの動き
■日産自動車 ことし4月 主力SUVなど5車種 最大10%程度

■三菱自動車工業 ことし2月 主力SUVなど2車種 最大6%程度値上げ
各社とも当初は、モデルチェンジにあわせた値上げを中心に行ってきましたが、長引く原材料価格の高騰を受け、すでに販売している車種でも値上げを行う動きが広がっています。

専門家は “当面 値上げの動きは続く”・・・
「5月の消費者物価指数の発表を受けて第一生命経済研究所SシニアエグゼクティブエコノミストS氏は、値上げのS動きは当面続くという見通しを示しています。
S氏曰く
「企業がコストを価格に転嫁しようという意欲が非常に強いことが示されている。
去年からコストが非常に大きくなり、とてもじゃないが企業だけでは吸収しきれないということで、値上げが進んだ。
価格転嫁しきれていない部分は今後さらに転嫁しなければならないので、当面、値上げの動きは続くとみられる。
生活者の負担としては厳しい状況が今後も続くとみておく必要がある。
その上で、持続的な賃上げにつなげられるかが重要だと指摘しています。

それに加え、「ことしの春闘による賃上げが予想以上のものになったとはいえ、物価の上昇に比べると低く、実質的にはまだマイナスの状況なので、消費を活発化させるまでにはいかないと思う。
来年以降も、持続して物価が上がっているから賃金をさらに上げていこうというムードが高まるかどうかがポイントだと思う」とコメントしています。

 

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